神奈川県ライトセンター

[1993年竣工 RC造3階/地下1階 延べ7,140㎡ 横浜]

視覚障害者の施設として人間の五感のうち、聴覚・触覚・嗅覚を最大限に活用できる施設を目指した。
まずは、会話がしやすいよう内部空間の吸音を重視している。さらに男女を区別すべき個所には、音声によるガイドを計画した。
触覚面においては、点字によるガイドはもちろんのこと、触れる彫刻、レリーフを設けた。
嗅覚では、ご利用者が四季それぞれの訪れを感じてもらえるよう香りのある樹木を中心とした植栽計画を行った。